うみへいったちいさなカニカニ
クリス・ホートンさんの「ちょっとだけまいご」が大好きで
これは「同じ作者だ!」とウキウキ手にとった本。
まだ海へ行ったことのないちいさなカニカニが、おおきなカニカニに誘われて初めて海を見に出かけるお話です。
最初は「わーい」と喜んでいたちいさなカニカニが、なんだかんだと理由をつけて海に入るのをやめたがるところが面白い。
海って、とてつもなく大きいものね。圧倒されちゃうよね。
わが家ではしばらく「おもうに・・」が流行りました。
意を決して海と対峙したちいさなカニカニ、小さな一歩だけどそこから広がる世界を思うとこれは本当に大きな一歩なのですよね。
初めての経験はドキドキするものだけど、勇気を持って飛び込んでいきたい。
それにしても、おおきなカニカニは大きいけど親ではなさそうな感じ。
こんな頼りになる友達、私もほしいです。